1986-12-17 第107回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号
先ほどの向坂参考人のお話にもございましたように、答申の中でも貯炭管理については極めて重要な項目ということで位置づけておられまして、私どもといたしましてもこの問題に積極的に取り組む必要があると考えております。
先ほどの向坂参考人のお話にもございましたように、答申の中でも貯炭管理については極めて重要な項目ということで位置づけておられまして、私どもといたしましてもこの問題に積極的に取り組む必要があると考えております。
向坂参考人並びに有吉参考人にお尋ねいたします。
特に向坂参考人におかれましては、石鉱審の部会長といたしまして大変な御努力を払われたと思います。そして、その八次答申を読ませていただきまして、原案と答申の差というものを私は感じたわけでございますが、その差の生じました経緯につきましてお教えいただきたいと思います。
○向坂参考人 総理からの御指示もあり、石炭問題、特に鉄鋼業と石炭業界との調整について急ぐようにという御指示があったことは承っております。七人委員会としても、そういう状況を伝えて極力その調整を急ぐという方針で進めているところでございます。
○工藤万砂美君 まずもって、向坂参考人におかれては長い間日本の国内石炭産業の育成のために大変な御努力を賜っておるわけでありまするし、また、常に公正な立場で日本のエネルギーというものについての御意見を賜り、非常にエネルギー業界の、いわゆる指導的な立場にあられるわけでありまして、私どもといたしましても、先生の今日までの業績に対しまして全幅の信頼と御尊敬を申し上げているわけでございます。
○政府委員(高橋達直君) 今年度の炭価問題につきましての私どもの考え方につきましては、ただいま向坂参考人からお話があった考え方と同じでございます。御案内のように、需給両業界の価格問題についての見解が相当離れておりますので、これを何とか審議会で御調整いただこうということでやっております。
向坂参考人には御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 なお、委員各位に申し上げます。 本日の質疑に際し、あるいは若干不満足な答弁があろうかと思われますが、現時点における政府側の事情を御賢察の上、御寛容いただきますよう、特に私の方からお願いを申し上げたいと存じます。 それでは、質疑のある方は順次御発言願います。
特に向坂参考人には、昨年九月以降、検討小委員会の委員長として、厳しい状況の中で大変御苦労願いまして、私ども心から敬意を表する次第でございます。 そこで、まず向坂参考人にお伺いします。 五月八日に公表された検討小委員会の審議状況についての文書を読ませていただきました。
○向坂参考人 国内炭問題は決してエネルギー安全保障の面からだけ判断すべきではなくて、特に地域問題について十分な配慮をしなければならないという先生のお言葉には全幅的に賛成する次第でございます。今回の施策においても、その点に従来よりは一層重点を置いた対策を考えるべきだというふうに考えております。
まず向坂参考人から十五分程度、次に有吉参考人、野呂参考人、植田参考人、野澤参考人及び横路参考人の順序でそれぞれ十分程度の御意見をお述べいただきました後、委員からの質疑にお答えをいただきたいと存じます。 なお、念のため申し上げますが、発言の際は委員長の許可を得て御発言願います。 それでは、まず向坂参考人にお願いいたします。
それでは、まず向坂参考人にお願いいたしたいと思います。
○向坂参考人 坑内の骨格構造を改善する、あるいは人車の輸送距離などを短縮するとか、あるいは採炭の自動化、機械化を進めていくとか、そういうことをやりますればなお生産性向上の余地はある。
○向坂参考人 あらゆることにそうですけれども、人命尊重を最優先にして十分な対策を講じて現在の生産水準を維持するというような方向で進むべきだと思います。
○福川政府委員 幾つかの重要な視点を御指摘いただいたわけでございますが、いま空知四山あるいは二山、向坂参考人の御説明を引きながらの御発言がございましたが、いまあれをどのようにするかというのは、それぞれ関係企業もいろいろ検討を進めておるようでございます。
私は、特に石炭鉱業審議会の中でも第七次答申のいわばまとめの中心になられる向坂参考人の意見に関心を持っておったわけでありますけれども、一方では、国内炭いわゆる石炭産業の立て直しの好機だというようなことも言われているけれども、しかし、全体としてみると、必ずしも楽観的な見通しを持っておられない。
○向坂参考人 御指摘のように、五十六年度の炭価決定がどのようになるかということは、今度の新政策の答申と非常にかかわりあるというふうに、これは私個人ですけれども、考えている次第でございます。
○向坂参考人 検討小委員会の取り組む姿勢も、まさに先生御指摘の方向で取り組んでいこうということでございます。御指摘のように、個々ばらばらに考えていたのではいけないのであって、全体をある基本的な理念のもとで、体系的に政策をつくり上げていくということが大事であるという認識を持っておる次第でございます。
○楢橋委員 向坂参考人にお伺いしたいのですが、参考人からは現行安定補給金ですか、その一部傾斜配分、これは有吉参考人からもそういう御意見があったように思いますが、この点につきまして御意見をお伺いしたいと思います。
こういう中でのわが国の原子力開発のあり方そのものについて、私はいまや根本的な再検討が求められているのではないかと、こう考えるのでありますが、この点向坂参考人にもぜひお伺いしたかったのでありますが、お帰りになりましたのでまことに残念でありますが、御三方の御意見を簡単に結論的にお伺いできればまことに幸いであります。室田参考人からひとつ承りたいと思います。
まず、向坂参考人からお願いいたします。向坂参考人。
○理事(亀井久興君) 向坂参考人には大変お忙しい中を御出席をいただき、まことにありがとうございました。先に御退席をいただいて結構でございます。(拍手)
○向坂参考人 確かにジレンマがあると思います。そのジレンマを解決するのに、料金の査定で原子力をよけいにしたところは甘くするかということになりますと、これはやはり各電力会社の間で不公平になりますから、そういうことはすべきではないのじゃないか。むしろ、原子力をこういう情勢になったらいよいよ確実にやらなければならないということは、まず第一には経営者の努力にまつべきであります。
次に、向坂参考人にお願いいたします。
○井上委員長 ちょっと皆さんに申し上げますが、向坂参考人は三時に御退場になりますので、特に向坂参考人に対しまして御質問の方は……。
なお、向坂参考人は都合により午後二時三十分に退席いたしたいとの申し出がありますので、まず向坂参考人に対する質疑を行います。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。山下徳夫君。
向坂参考人にお願いいたします。
○古川委員長 以上で向坂参考人に対する質疑は終わりました。 この際、向坂参考人に申し上げます。 本日は、御多用中にもかかわらず御出席いただき、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。御退席いただきまして結構でございます。 引き続き参考人に対する質疑を行います。山下徳夫君。
○向坂参考人 きょうは資金問題についての意見を申し述べよということなので、その点に限って申し上げたわけでございますが、私の考えといたしましては、日本は長期的には原子力発電の開発を着実に進めていくということは必要であろうと思いますし、それができるように資金面においても用意していく必要があろうかと思います。
○向坂参考人 増資がどの程度できるかということは、二つの面から検討いたしました。 一つは、資本市場の今後の成長、その中で電力の増資がどれだけできるかという面の検討でございます。これは大体年一割程度あるいは一割二分ぐらいに将来なるかもしれないけれども、その程度の増資は資本市場の今後の成長から言って可能ではないかというのが一つのあれでございます。
○向坂参考人 現在の状況では、新しい広域運営に対する電力業界の取り組み方がまだ不足だと私も思います。その点は電力会社の中で、共同立地なりあるいは輪番に投資しながら、電力融通を広域的に進めていくという努力をもっとすべきであろうと思います。
○田中(六)委員 向坂参考人にお願いしたいのですが、今回の第六次答申は、非常に御苦心をなさって、ユニークな面もありますし、第三者がいろいろ言えば、いろいろな批判もあると思います。しかし、その過程を顧みますときに、非常に御苦労をなさったということは、私どももその点、非常に評価したいと思っております。
○向坂参考人 地方自治体には当然、出資を期待したわけです。しかし、それは石炭生産の主力ではございませんから、決して多額というふうには考えませんし、したがって、地方自治体が主導した開発事業体では決してないと思います。事業団が出資するか、あるいは融資にとどめるか、その点は、先ほど申し上げたように、ここの段階では方向を決めていないということでございます。
○向坂参考人 さっき冒頭に申し上げましたように、財政的な詰めは、現在の段階では十分、行った上での答申ではございません。その点については、この答申に当たっては十分詰めておりません。ただ、専門委員会の考え方としては、やはりこういつた特別な財源によって、新政策に必要な支出を賄う必要があるということだけでございました。
○長谷川参考人 やり方についてはいろいろ先ほど向坂参考人からもお話はありますし、また先生からもお話がありますとおりですが、そういうものを基本的には先生のおっしゃるように国家で把握して、われわれに下請させていただくということが、一番日本の現状に合っておるのじゃないかと私は考えております。
○玉置委員 そこで、私が言わんとすることは、向坂参考人さんにもこれはお伺いしたいと思うのですが、九十日分を備蓄するのは、日本の現状においては絶対的な命題である。しかも、企業だけに任そうと言ったって、先ほどのお話のように、地点を求めることも非常に困難ならば、金を集めることももっと困難である。
それから、向坂参考人には二問でありますが、一つは、先般中国の石油の産出について御視察があったようでありますが、近い将来に日本に供給をできるような態勢であるのかどうか、一つ。 それからいま一つ、備蓄についてさっきちょっとお触れになりました。
次に、向坂参考人にお願いいたします。
○向坂参考人 私は別に伊達火力について知識を持っておりません。現地も知りません。風の方向その他いろいろ論議はございましょうけれども、そういう実情もよくわかりませんから、いまのことにお答えする資格はないものと考えます。
○田中委員長 次に、向坂参考人。
次に、向坂参考人にお願いいたします。向坂参考人。
○柴田利右エ門君 先日、参考人の方に御出席をいただきましていろいろ御意見を承ったわけでありますが、その中で向坂参考人からは、中東をはじめ産油国のほうもそのときの印象についてお話がございました。産油国はおおむねわが国が開発に乗り出すことについては好意的であったというようなお話であったように記憶をいたしております。
また、これに加えましてパーティシペーション・オイルというものが二〇%産油国から直接売りにくるということは近き将来考られますので、先ほども向坂参考人のおっしゃったように、競争の誘発ということにプラスになると、これを加えまして、私ども民族資本におきましては、特にこのパティシペーション・オイルの購入ということを有利にしてメージャーとも競争させると、こういうことにしていきたいと思いますので、原油の確保につきましては